これまでの回では、デザインの種類について以下の設定項目を学んできました。
今回はmarginとpaddingについて学び、次回から実際にWEBサイトの制作を行っていきます。
marginとpaddingはどちらも余白を表します。
この2つの余白の違いは、内側の余白か外側の余白かです。
この2種類の余白を工夫して使いながら、思った通りのレイアウトを実現していきます。
また、marginとpaddingは上下左右それぞれにわけて設定することが可能です。
それでは実際にmarginとpaddingを設定してみましょう。
Bubbleのアプリを開きます。
前回までに作成したエレメントは消しておきます。
ページのContainer layoutをColumnに設定しておきます。
まずは、Textを配置しましょう。
Appearanceタブの「Style Attribute」から、「Heading1」を選びます。
そうすると、文字が大きく太くなります。
HeadingにはHeading1~6まであり、1がいちばん大きく、6がいちばん小さいです。通常、見出しを作る際に使用します。
Layoutタブから、「Make this element fixed-width」のチェックを外します。
イメージしやすいよう、Textの内容は好きな内容に書き換えてみてください。
左上に隙間なく配置されていると見づらいというケースがあると思います。そのような際にMarginやPaddingを設定します。
Layoutの一番下に、MarginsとPadding があります。
まず、MarginsのLeftとTopを30pxに設定してみてください。
すると、左と上に余白ができたと思います。
これで見やすくなると思います。
次に、このTextに対し、背景色を設定します。
AppearanceタブのBackground styleをFlat colorにし、Colorを好きな色にします。
見本では、紺色に設定します。
そして、背景色に合わせて見やすいように文字の色を設定します。
背景色用のColorの少し上に文字色用のColorがあるのでこれを変更します。
見本では白に設定します。
今度はPaddingを使って余白を設定します。
「Layout」タブのMarginsをすべて0に戻し、Paddingを4つとも30pxに設定します。
これで、エレメント自体は隙間なく配置されていても、文字の部分には余白がある状態になります。
Bubbleでデザイン制作を行う際は、このMarginsやPaddingを細かいレイアウトの調整に使う場面が多々出てくると思います。
次回以降でWebサイトの制作を通して使い方の理解を深めていましょう。