子育て中でもしっかり稼げる!高時給のおすすめお仕事3選
- 2018.08.29
- 社会人に役立つコラム

近年、働くママさんが増えています。
厚生労働省の調べでは、はじめて働く母親の割合が7割をこえたそう※1。
共働きやシングルマザーなど状況はさまざまですが、子育てと仕事の両立は大変ですよね。
「しっかり稼ぎたいけど子どもと過ごす時間も大切にしたい」と悩んでいるママさんも多いのでは?
そんな悩みを解消してくれる高時給のおすすめお仕事をご紹介します!
働くママが抱える問題
子育てにかかる費用
多くのママさんが働く理由のひとつが、子育てにかかるお金。
子ども1人につき教育費を合わせると最低でも2,640万円という莫大なお金がかかります(誕生から大学卒業までの22年間)。
年間の費用は、未就学児が104万円、小学生が115万円、中学生が155万円とのデータも※2。
子育てにかかるお金をいかに捻出するかは、大きな問題です。
子育てをしながら働く難しさ
働くにはまず、子どもの預け先が必要です。また、子どもを預けても、お迎えの時間や子どもの急な体調不良など、長時間働くのは難しいことが多いです。
加えて、出勤前と帰宅後の限られた時間のなかで家事をこなさなければいけません。
忙しくて子どもと過ごす時間がとれない、なんてことも。
「収入が良く、時間の融通がきく仕事があれば」と考えたことのあるママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
高時給って何円から?
短時間でしっかり稼ぐためには、時給が高いなどの給与面の条件が重要なポイントになります。
では、よく耳にする高時給とは、実際には何円からが該当するのでしょうか?
厚生労働省の調べによると、短時間労働者の時給の全国平均値は1,096円なんだそう※3。
なので、この平均値を超える金額が「高時給」ということになります。しかし注意したいのが、都市部と地方では物価や最低賃金に差があるということ。
現在(2017年10月1日改定)の最低賃金は、東京都が958円、岡山県が781円と200円近い差があります。
例えばおなじ時給1,000円でも、岡山では高時給と感じますが、東京ではあまり高時給には感じないですよね。
住んでいる地域の最低賃金や、1か月の生活費もろもろを合わせていくら必要かを、その地域の求人情報と照らし合わせてみると、条件に合うお仕事が見つかりやすいですよ。
子育て中のママにおすすめのお仕事って?
テレフォンアポインター/テレフォンオペレーター
電話でお客さまと直接お話をするお仕事です。かかってきた電話に対応する場合と、電話をかける場合の2パターンがあります。
時給は1,000円~1,500円で、勤務日数は週3~4日から、勤務時間は1日3~4時間からOKという企業が多く、家事の合間を利用して働くことも可能です。
オフィスなどの空調の整った場所でイスに座って働くことができるので、体力的に不安を感じる女性でも無理なく稼ぐことができ、主にママさんに人気です。
勤務時間は日中がメインになりますが、企業によっては夜遅くまで勤務しなければならないところもあるので、募集要項はしっかり確認しましょう。
また、電話でのお仕事なので、丁寧な言葉づかいや、相手に伝わりやすいように話すなど、高いコミュニケーション能力が必要になります。
人と話すのが好きという方にはピッタリのお仕事ですね!
- 家事の合間に働くこともできる
- 空調の整った場所で働ける
【デメリット】
- 日中の勤務がメインだが、勤務時間が夜遅くまである場合も
- コミュニケーション能力が必要
フィールドスタッフ/ラウンダー
スーパーやドラッグストアで自社の商品の売り場の飾りつけをしたり、自社の商品を使っている企業や店舗を回ってアフターサービスをしたりと、外回りのお仕事です。
時給は1,000円~1,500円の場合が多いです。
勤務日数は週4~5日から、勤務時間は1日5~8時間と、一見拘束時間が長いようですが、この中には自動車での移動時間が含まれています。
その日の決められた件数だけ、企業や店舗をひとりで回るので、実は時間の融通が効きやすいのが特徴です。
さらに、企業や店舗の営業時間に合わせて回るスケジュールを立てることになるので、基本的には日中の勤務になるのもうれしいポイントですね。
一方で、自動車の運転が必須になるので、免許のない方や運転のニガテな方は要注意です。
会社によっては社用車だったり、自家用車の持ち込みで直行直帰だったりと条件が異なるので、しっかり確認しましょう!
また、直行直帰の場合は、週1回のミーティングの参加を求められる場合もあります。
- 1人で車で回るので自由がききやすい
- 直行直帰の場合も
【デメリット】
- 運転がニガテな方は難しい
- 自家用車持ち込みの場合あり
パチンコ店のスタッフ
パチンコ店のスタッフは、主に3つの役割に分かれています。
◆ホールスタッフ
ホール・遊技台の清掃や、玉運び、玉箱の上げ下げ、交換など行います。
また、ホールを回り、たばこの吸い殻の回収や、おしぼりの交換などのサービスを行います。
お客さまが快適に遊べるように、細かな気配りが大切なお仕事です。
◆カウンタースタッフ
玉・メダルを確実に計測し、景品と交換するのが主なお仕事です。
その他に、レジ対応や景品の在庫管理、電話対応なども行います。
お客さまの大切な景品を扱うお仕事なので、丁寧さや正確さが求められます。
◆コーヒースタッフ
お客さまにコーヒーなどの飲み物や軽食の販売を行うお仕事です。
飲み物は専用のカウンターで作ることもあります。
メニューを持ってホールを回り、お客さまのもとに販売に伺うので、元気な笑顔や積極性が必要になるお仕事です。
接客業なのでコミュニケーション能力は必要になりますが、お客さまと世間話をするなど、楽しんで働かれているスタッフさんが多いです。
時給は1,000円~1,500円と高時給で、勤務日数は週2日から、勤務時間は1日4時間からと勤務日や時間の融通がききやすいのが特徴です。
開店は9:00~10:00ごろ、閉店は23:00前後と営業時間が長いので、ライフスタイルに合わせて働く時間を選べます。日中だけ・Wワークで夜だけなど、シフトの組み方が選べるので、子育て中でも働きやすいです。
さらに、正社員登用制度のある場合が多く、将来的なキャリアアップも可能です。
重い玉箱を運ぶ、重労働なイメージがあるかもしれませんが、最近では玉運びが不要の遊技台もあり、重いものを運ぶことなく働けます。
一方で、騒々しかったり喫煙OKだったりと、人によってはストレスに感じるポイントもありますが、禁煙・分煙の店舗も増えているので、たばこのにおいがニガテな方でも働きやすいですよ!
- 営業時間長いので、いろいろなシフトが選べる
- 正社員登用制度あり
【デメリット】
- コミュニケーション能力が必要
- 騒々しい、お店によっては喫煙OK
選ぶなら高時給のお仕事!
ご紹介した3つはどれも高時給で、勤務日や時間の融通がきく、とても魅力的なお仕事でしたね。しっかり稼げて子どもの学校行事にもちゃんと参加できる、そんな働き方ができそうです。
ただ、上にあげたデメリットのように、高時給には必ず高い理由があります。デメリットも加味して、自分に合うか、続けられるかしっかり考えましょう。
子育てと仕事の両立はなかなか難しいものですが、お仕事の選び方次第で働き方は大きく変えることができます。
時給や勤務時間など、希望の条件としっかり照らし合わせて、働きやすいお仕事を探してみましょう!
[出典]
※1 厚生労働省 「平成29年 国民生活基礎調査の概況」
※2 内閣府 「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」
※3 厚生労働省 「平成29年度賃金構造基本統計調査 結果の概要」
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