【30選+17単語】海外セレブ&インフルエンサー御用達ハッシュタグを解説!

【30選+17単語】海外セレブ&インフルエンサー御用達ハッシュタグを解説!

ハッシュタグ文化はTwitterからスタートしました。しかし、現在はどちらかといえば、インスタグラムで多く使われています。

インスタグラムは、写真・動画をメインにしたSNSという特徴ゆえに、国内/海外の垣根が低く、海外製ハッシュタグもよく見かけます。

今回は、インスタで使われているハッシュタグをメインに、その意味や使い方をご紹介します。

海外の人とつながりたい、好きなアーティストにコメントを送りたい、あのキャプションの意味は?などなど、SNSコミュニケーションの参考にしてみてください。

 

ハッシュタグってなに?

SNSにおけるハッシュタグの説明

ハッシュタグとは、検索用キーワードのことで、何についての投稿であるかを示しています。

そのハッシュタグをタップまたは検索すると、同じタグを付けて投稿されたポストを一覧で見ることができます。

これによって、共通の話題で盛り上がることができたり、好きなものが同じユーザを探すことができます。また、ハッシュタグを上手く利用すれば、多くの人に自分の投稿を見てもらうことも可能になります。

ルールとしては、

  • キャプションに入れる
  • シャープ(#)の後に続けて設定したいハッシュタグのキーワードを入れる
  • タグは何個入れてもOKだが、続ける場合は半角スペースを入れる
  • 文章とつなげる場合も、ハッシュタグの前と後ろの両方に半角スペースを入れる

これで検索キーワードとして認識されます。

ハッシュタグ解説

では、ここからは、よく見かけるけれども意味が分かりにくいハッシュタグを解説していきます。

インスタポスト系

インスタでポストする時によく使われるハッシュタグ

#iger / #igrs  <Instagrammer/Instagrammers(インスタグラマー) の略>

定番のハッシュタグで、インスタ映えするいい感じの写真が撮れた時には広く使われている。ig=Instagramの略なので、igの後ろに「jp(日本)」や「photooftheday(今日の写真)」などを付けてカテゴリ分けされ、検索しやすくもなっている。

 

#tflers  <Tags for likes の頭字語(アクロニム)>

「いいね!」してほしい時に使用。同じ意味で#tflというハッシュタグもあるが、こちらの方がよく使われている。

 

#lfl / #l4l   <Like for like の頭字語>

「いいね!」するから(私のポストに)「いいね!」してねという意味。英語圏において軽いテキストでは、4=for  2=to  U=you のように、他文字で省略するスラングがよく使われる。

ほぼ同じ意味で、コメント欄でよく見かけるのは”Lb”=like back(いいね!返ししてね)というもの。セレブのコメント欄はこれで埋めつくされることがある。

セレブに一旦いいね!やリポストされれば、何千万人というフォロワーに一斉に広まるため、広告に使おうとする人もいるからだ。(リアリティスターのカイリー・ジェンナーはこれに嫌気が差して、コメント欄を閉鎖してしまった。)

 

#cfc / #c4c  <Comment for comment の頭字語>

「コメントしてくれたら(相手のポストにも)コメント返しするよ」という意味。

 

#fff / #f4f   <Follow for follow の頭字語>

「フォローするからフォローしてね」という意味で、twitterでもよく見かける”相互フォロー希望”のこと。

 

#ad  <advertisement の略>

「広告」という意味で、セレブがブランドのPRをする際に、このタグを使うことが多い。「これは広告ですよ」ということが分かりやすいようになっている。同じ意味で#sponsoredというタグもある。

デイリー系

毎日使えるインスタハッシュタグ

#ootd   <Outfit of the Day の頭字語>

「今日の服」という意味で、着ている服の写真をアップする時に使用。セレブ、インフルエンサー、一般人問わず、女性の間でよく使われているタグ。日本でも、コーデ紹介として一般的になっている。

 

#ootn  <Outfit of the Night の頭字語>

「今夜の服」という意味で、#ootdからの派生。#ootdが日中とすれば、夜のパーティ・イベント用に着替えた時に使われることが多い。

 

#qotd  <Quote of the Day の頭字語>

「今日の言葉」という意味。”quote”は「引用」なので、偉人が残した名言などを引用する時に使う。キャプションに書き込むのではなく、テキスト自体を画像にしてポストするのが一般的。

曜日系

海外、特に英語圏のSNSでは、曜日に合わせたハッシュタグを付けて投稿することが流行っています。

SNSでは鉄板の曜日別ハッシュタグ

【月曜日】 #mcm   <Man Crush Monday  の意> =イケてるお気に入りの男性を投稿

※”crush”はもともとは「押しつぶす」という意味だが、スラングとしては「憧れる」とか「好きな人」という意味で使われる。

 

【火曜日】 #tt  <Transformation Tuesday  の意> =自分自身の変化・成長が分かる写真を投稿

 

【水曜日】 #wcw   <Women Crush Wednesday の意> =イケてるお気に入りの女性を投稿

 

【木曜日】 #tbt   <Throw Back Thursday の意> =昔を振り返って、思い出の写真を投稿

※火曜日の#ttと近い気もするが、こちらは小さい頃や若い頃の写真をポストするのに使われている。セレブの使用頻度がかなり高い。

 

【金曜日】#ff   <Follow Friday の意> =おすすめのフォロワーを紹介

 

【土曜日/日曜日】 #ss  <Selfie Saturday / Sunday の意> =自撮りした写真を投稿

2018年現在では、月曜、水曜、木曜は変わらず人気なタグだが、それ以外の曜日タグはあまり見かけなくなった。

 

#tgif  <Thank God It’s Friday の頭字語>

直訳すれば「神様ありがとう!今日は金曜日です」となり、日本の「華金」のことを差す。今日で一週間の仕事も終わって、ナイトからガンガン遊ぼうぜ!という浮かれた気分の時に使う。

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感情系

インスタでよく見かけるmoodってどういう意味?

#lol  <Laughing out loud または Laugh out loudly の頭字語>

日本でいう「(笑)」のこと。タグとしては面白い写真が撮れた時に使われているが、コメントでもよく見かける。日本でも一般に根付いてきつつある。

 

#mood

今のムード(自分の気持ち)を写真一枚で表す時に使う。もともとは”Current mood”(今の気持ち)と使われていたが、より省略してmoodと使われるようになった。

特に週明けの月曜日には、インスタでこのタグがあふれかえる。眠そうな赤ちゃんの写真、カウチでゴロゴロしている猫の写真、パーティ帰宅後メイクしたまま寝てしまったヨレヨレの女の子の写真などをアップして「#mood」とタグ付ければ、「月曜日めんどくさーい!仕事行きたくない!寝たい!」という意味になる。

なので、このタグはアップな感情よりも、ネガティブな感情、例えば面倒くさい、お腹空いたなど不機嫌な時に使われることが多い。

セレブは、メディアやヘイター(ネット上で特定の個人(特にセレブ)に対し誹謗中傷を繰り返す憎しみに満ちた人たちのこと)に批判を受けた時などに、言葉では応答せず、さらっと#mood付き写真で「怒り」や「嘲笑」などの感情を示すことがある。

 

#sorrynotsorry  <I am sorry that I’m not sorry  の略>

「おあいにくさま!」とか「(全然悪く思っていないけど)ごめんね!」という意味。自分の言動に悪びれず、「誰になんといわれようと私は私だから!」みたいな感じで使用。2016年以降からよく見かけるようになった。

SNS上では自慢げな写真をアップするとすぐに批判を浴びることが多いが、そういった写真にも「別に気にしないから」という意味でタグ付けられる。

スラング系

英語のスラングの意味を理解して、SNSで使ってみよう!

#tks / #thx  <Thanks の略>

「ありがとう」という意味。写真に写っている人物などに感謝を捧げる時に使用される。キャプションやコメントにもタグなしで同様に使われることが多い。

 

#luv  <Love の意>

#loveと同じく「大好き!」という意味で使用。#loveタグの方が一般的ではある。ありとあらゆるものが#love/#luvの対象になる。子ども、ペット、有名人、食べ物、趣味、景色などなど。

 

#bff  <Best Friends Forever の頭字語>

「親友」という意味。日本でも、若い女性の間では一般的に使用されるようになった。起源は意外に古く、アメリカにおいてPCや携帯でテキストメッセージが送れるようになった1990年代と言われている。

 

#bae / #boo  <baby / babe の意>

「大好きな人」「愛する人」という意味。よく彼氏・彼女と一緒に写る写真にタグ付けされているが、他にも好きな有名人やペットも多い。

 

#swag  <swagger の意>

「かっこいい!」「ヤバイ」「イケてる」などの意味で使用される。人とは異なった独自のスタイルを持っていることをほめる時に使われることが多く、それによって強固で自信がありそうに見えるという憧れの感情も含んでいる。ジャスティン・ビーバーもめちゃくちゃ使っている。

 

#yolo  <You only live once  の頭字語>

「人生は一度きり」という意味で、貴重な経験をした時や仲間との楽しい思い出写真にタグ付けられる。#seizetheday(その日をつかめ) や #carpediem(ラテン語で「今日という日の花を摘め」=今この瞬間を楽しめ)も同義である。

ただし、このタグを付けて、公共の場への落書きなどの反社会的行為を自慢したりするポストが増えるようにもなり、社会問題化している側面もある。

 

#4ever  <”forever” の意>

前述のように、for=4に置き換えたスラングで、「永遠に」という意味。カップル、家族写真でよく見られる。同じく#2u(=”to you”)というものある。

#4everよりもさらに長いという意味で#5everというタグもじわじわ流行りつつある。

 

#ftw  <”For the win” の頭文字>

もともとは「勝利のために」という意味だが、「勝った!」とかただ単に「いぇーい!」みたいな感じで使われる。感情的には、「私は勝ち組よ」と言いたいくらい高揚した気分。例えば、昼間からビーチでカクテルを飲んでいるなど、すごく贅沢な時を過ごしていたり、セレブみたいな瞬間を味わったことを自慢したい時に使える。

また、「最高!」という意味もあるので、好きな有名人の写真をアップするときにも使われている。

 

#lit / #litty

「最高!」という意味で使われる。もともとは”light up”から来ているので、明るくなる→テンションが上がる!みたいな感じで興奮した状態を示す。

 

#omg  <”Oh my god!” の頭字語>

「ヤバい」「マジか!」「やっちゃった」という意味で使われる。どちらかというと女性がよく使う言葉で、プラスの事柄でもマイナスの事柄でもどちらでも使用可能。「きゃー!」みたいな絶叫に近い感覚もある。

 

#slay

もとは「殺す」「全滅させる」という意味なので、そこから派生して「戦闘能力めっちゃ高い」「周囲を圧倒する/蹴散らすほど素晴らしい」という感じで使われている。

キャプション・コメント欄で見かけるフレーズ集

ここでは、キャプション中によく見かける英語のフレーズの意味をご紹介します。(ハッシュタグはついたりつかなかったりします。)

twitterやインスタでよく見かけるけど、意味が分からない英語のフレーズ

via  発音は「ヴァイア」「ヴィーア」

「~を経由して」という意味。インスタグラムでよく使われるのが、「via @ アカウント名」で「~さん経由で」というもの。これは、「~さんのポストから引用・転載です」ということを表す。

Twitterでよく見かけるのは、「via @ ツール名」。この場合は、「~のツールによってツイートされています」という意味になる。

 

Link in bio  発音は「リンク イン バイオ」

「プロフィールにリンクがあります」という意味。「bio」とは”biography”の略で、インスタでのプロフィールを差す。

インスタでは、キャプションにリンクを貼ることができないので、詳細を載せたい時などは、プロフィールにURLを掲載してそこから別サイトに飛んでもらうように誘導している。

 

relationship goals

「理想の関係性」という意味。理想のカップルを示す時にハッシュタグとしても使われている。ジェイ・Zとビヨンセのツーショット写真のキャプションとして定番。

「goals」だけでも「人生の最終目標」みたいな感じで使われるので、「豪邸」「高級車」「ステキな家族」の写真など人がうらやむような状況の投稿に使える。

 

B-day  <birthday の略>  =「誕生日」

 

B/C  <Because の略>   =「なぜなら」

 

Cz/Cuz  <Because の略>  =「なぜなら」

 

CYT  <”See you tomorrow” の頭字語>  =「また明日ね」

 

idk  <” I don’t know” の頭字語>  =「分からない」

 

24/7  <”Twenty four seven” の頭字語>

24時間×7日間なので、「24時間年中無休」とか「常時」という意味。お店の開店時間を示していることもあれば、「いつもいつもあなたを愛しているわ!」のように使われることもある。

 

XOXO  <”hugs and kisses” の意>

Xは「キス」、Oは「ハグ」を表しているので「大好き!」とか「愛しているわ」という意味。

テキスト文末に用いて、「さようなら」の代わりに使用される。女性が使うことが多い。”xxxx”とキスだけで表現する場合もある。

 

swipe up  発音は「スワイプアップ」

スマホまたはタブレット画面において、タッチした指を滑らせることを「スワイプ」という。よって、”swipe up”は「上方向にスワイプしてね」という意味。

インスタストーリーズ※1でよく見られ、スワイプアップすれば詳細ページに飛べるように設定していることを示している。

 

Tonight 8/7c

テレビ番組の告知でよく見られるこのフレーズは「いつの何時からスタートします」という意味で、例文は「今夜8時から/セントラルでは7時から」となる。

アメリカには時差があるので「東海岸で見るには8時/中西部(Central)で見るには7時から」という告知の仕方をする。

同じように”8/7c/5p”だと「東海岸で見るには8時/中西部(Central)で見るには7時から/西海岸(Pacific)で見るには5時から」となる。

 

Alart!

「警告」の意味だが、注意喚起を促すというよりは「重大発表!」という意味でセレブたちは使っている。映画出演や楽曲発表の際に文頭に付けることが多い。

おまけ

Single

「独り身です!」と宣言する時に使用。ゴシップ渦中のセレブが”Yes,I’m single”と言えば、「そうよ、彼氏(彼女)とは別れたわ」という意味になる。

 

YAAAAAAS

“Yes”から派生していて、何か興奮することに対してや「もちろんOKよ!」と強く同意する時に使う。「やったね!」「イェーイ!」という感じでも使用可能。

テンションが上がった時には、文字を繰り返し使用することがあり、例えば”OMG”も”Ommmmgggg”となったりする。

例)Ommmmgggg!!! Thank u sooo much! I love yaaaaaaa.  「マジで超ありがとう!」

 

Freakum dress

ビヨンセが作った造語で「(女性の)勝負服」という意味。パーティやクラブなどで着るイケてる服のことで、インスタタグでも人気。

ちなみにビヨンセ=Beyonceは文脈上でBeyと略されることがある。

 

covfefe

2017年5月31日アメリカ時間深夜、トランプ大統領が”covfefe”という謎の単語をツイートをした。

明らかにタイプミスなのだが、大統領はツイート中に寝落ち?したようで、しばらく削除されずにこのミスツイートは放置されてしまった。

そこから一気に”covfefe”という見たこともない単語をめぐって、アメリカ国内のみならず全世界の人々が騒ぎ始める。

「どうやって発音するの?」「どんな意味が隠されているの?」ということの捜索と議論が展開し(もちろんお遊び)、twitter/インスタともに#covefefeであふれかえった。

最終的には、起床後に騒動を知った大統領が「みんな意味が分かったかな?楽しんでね!」というツイートで返した。covfefeの意味は未だ不明なままである。

流行のハッシュタグでインスタを楽しもう

インフルエンサーやフォロワーを増やしたい人たちは、様々なハッシュタグを使いこなし、時には英語・韓国語・中国語なども駆使してアピールを強化しています。

反対に、すでにフォロワーが多いセレブたちは、ハッシュタグを使うことはほとんどなく、使っても1ポスト1つのみという簡単なものです。

タグを使いすぎるとアピール感が強くなり、毛嫌いされてしまうので、抑えているところもあると感じます。

また、最近では「絵文字ハッシュタグ」も増えてきました。例えば、笑顔マークのタグやハートマークのタグなどです。言語に縛られず、全世界共通で意味が通じるために、キャプションやコメント欄でも重宝されています。

タグにも流行廃りがあるので、時勢に乗ることが重要です。廃れてしまったタグを使い続けるのはダサいので、常にアップデートしてSNSライフを楽しみましょう!

 

  [註釈]

※1 インスタグラムのストーリー機能のことで、写真や動画を投稿可能。タイムラインの最上部にアイコンで表示されている。 投稿したストーリーは24時間で削除されてしまうので、よりライトに今の状況・気分をアップできる。

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